就活の開始時期が遅れ、不安からのスタート
私は管理栄養士課程の理系の私立女子大に通っていました。
就活は大学3回生の3月から始めました。管理栄養士の資格を取る大学だったので、周りのみんなは意識が高く、合同説明会に行ったり面接の練習をしていましたが、自分のやりたいことが見つからなかった私は就活にスタートが遅れてしまいました。
人と話すことが苦手でコミュ障だったので、面接をして成功するとも思えなかったですし、やりたいことが決まらずそんな自分に嫌気がさして自信も無くして言っていました。
周りの子たちがどんどん就活をしていく姿を見ていて焦りを感じながら自分の情けなさに途方に暮れていました。
そんな私のことを見かねた先生が私にとりあえずやりたいことが決まってなくでも合同企業説明会に行きなさいと言ってきました。
どんな企業があるのか見ようかなくらいの軽い気持ちで、合同企業説明会に行きました。
説明会で色んな企業があることを知った
就活が遅れてのスタートだったので、どのような企業があるのかを調べずに合同企業説明会に行きました。
人との会話が苦手なコミュ障なので、話しかけられたらどうしようかと緊張しましたが、会社説明会は聞きたい会社のブースの席に座って一方的に話を聞くだけなので安心しました。
管理栄養士なのでとりあえずは食関係の企業を順番に見て回っていましたが、そこで初めて知る企業も多く説明会に行かないと出会えなかっただろうなという企業も多く参加していました。
説明会に参加していた学生はみんなやる気に満ち溢れていたので私は一歩引いていましたが、見ていた企業の中に保育園や高校の学食に食事を提供している会社があり、調理に携われることを知りました。
やりたい仕事は得にありませんでしたが、唯一家で料理をすることは好きだったので、調理に関われる仕事はもしかしたらいいかもしれないなと興味を持ちました。
面接ではコミュ障であることを隠さなかった
気になった企業の説明を聞き、人間関係も良さそうな会社だったので一次面接に勇気を出して参加しました。
大学で面接の練習はありましたが、コミュ障のためみんなに混じって練習することが怖く練習を一度もしたことが無かったのでぶっつけ本番になってしまいました。
せっかくの初めての就活なのにしどろもどろになってしまい、冷や汗をかいたことを覚えています。
自分でもコミュ障はどうにかしなければいけないと思っていましたが、もう直すことは間に合わなかったので、コミュ障であることを正直に面接で打ち明けてしまいました。
その代わり、下手なアピールでしたが料理が好きなことを自分の言葉で伝えました。
失敗ばかりの面接でしたが、なんと料理への想いが買われて内定をもらうことができたのです。
面接の練習に参加しなかったことは面接の流れや敬語なども分からず不安だったので後悔しましたが、無理にコミュ障を直さなければと思わなくても、入社したい気持ちをしっかりと伝えることができれば就活は成功するのではないかと思います。
自己アピールが上手い人達に圧倒されずに頑張ることが大切です。
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