コミュ障の私は、就活をはじめたばかりの頃は不安で一杯でした。
大学は私立の文系で授業にはそこそこ真面目に通ったものの、自分の学業成績には特に自信がありませんでした。
3年生になって就活をはじめた頃は、女性用のリクルートスーツを買いに行くのさえ大変だったと思います。
学生の人はあまりスーツを着る機会がないと思うので、スーツ選びも苦労します。
これは就活全般に言えることですが、とにかく自己分析が大事です。自分に似合うリクルートスーツを選ぶことからはじめなければなりません。
試着してみると、肩幅が合っていなかったり、丈が長すぎたり、似合わないことがあると思います。
そういった体験を繰り返し、自分に似合うスーツを選ぶことが大切です。そして、履歴書や面接でもとにかく自己分析が必要だと思います。
自己PRは誰でもできる
就活のときにコミュ障の私が悩んだのは、「自己PRできる長所がない」というものでした。
サークルの部長をしていたわけでもないし、自慢できる成績でもありません。とにかく自信がなかったため、自己PRなんてできるわけがないと思い込んでいたのです。
しかし、振り返ってみて思うのは、「自己PRは誰でもできる」ということです。どんな人でも長所はあるし、誇れるところがあると思います。
私の場合、「口下手」「コミュ障」が悩みだったのですが、「聞き上手」という点をアピールしました。
確かに、話すのは苦手ですが、人の話を聞くのはまあまあ得意な気がしたからです。
履歴書には「聞き上手なところ」が長所であることを書いて、面接では具体的なエピソードを交えてアピールしました。
履歴書ではエピソードを短く書いて、面接ではエピソードを長く答えられるようにするとよいと思います。
とにかく自分に自信を持つ
私の場合、もともとコミュ障だったため、就活のときも自信を持つことを心がけていました。
大学の就職課の人に思い悩んで相談に行ったときも「良いところがいっぱいあるから自信を持ったらよいよ」と言われました。
今から考えてみると、確かに自分にはよいところがあるし、それを地道にアピールすればよいと思います。ただ、面接で何も答えられないのは困るので、相当に練習が必要です。
どんなことを聞かれるかは大体のパターンが決まっています。そのため、「自己PR」や「大学時代にがんばったこと」など、よく聞かれそうな質問には、徹底的に準備をしました。
ノートに回答を書いて、家で何度も復唱し、なめらかに答えられるようにしていました。この努力を積み重ねたおかげで大学4年生の秋にようやく内定をもらえました。
本当に大変でしたが、諦めずに頑張れば必ず結果がでます。
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