コミュ障に就活が迫ってきた
私は理系の私立大学に所属していて、情報工学を勉強していました。
アニメやゲームが趣味のいわゆるオタクというような人種です。友達を作ることに失敗して4年間親しい間柄の人は全くいませんでした。
コミュ障なのでアルバイトも続かず、引きこもりがちな生活をしていました 。何の目標もなく4年間を過ごしていたら、急に就活の時期がやってきました。
就活で求められる能力は多岐にわたります。ES,SPI,面接、グループディスカッションなど、それらを通して採用可否が決まります。
特に面接については、本当に苦手でした。その時に気づきましたが、私は人に質問されるという行為が嫌いでした。
そんな私でもなんとかIT企業から4年の10月頃に内定を頂くことができました。
これから記載することは面接嫌いなコミュ障へのちょっとしたアドバイスです。
コミュ障の就活は面接に慣れよう
一番確実な方法は、面接に慣れることです。数を重ねることで面接自体への緊張感は確実に薄れていきます。それはコミュ障であったとしても変わらない事実です。
私は大学3年の1月頃から就活を開始して、その年の10月頃まで活動していました。
その間で面接を行った回数は30回以上だと思います。この数字が多いか少ないかは置いといて、面接は10回もすれば慣れて余裕がでてきます。
また、学校の就職支援課で面接練習を行っている場所もあります。頼ることができる友人や家族がいるなら是非とも面接練習をしましょう。
ちなみに私は、鏡相手に自問自答したり、youtubeの面接動画を見たりしていました。
実際の企業面接で失敗したくないのであれば、前もって練習しておくことが必要です。
もちろん、企業面接自体を経験の一つとしてとらえてしまうのも方法としては問題ありません。
コミュ障の就活に正解は無い
私の場合ですが、面接の緊張感に慣れてきても質問に答えられないことがありました。
「志望動機は?」
「この会社に入って何をしたい?」
「学生時代に一番頑張ったことは?」
これだけではありませんが、自分がどう思っているか?を聞かれると途端に言葉が詰まりました。
瞬間的には「なんとなくです」という返答が浮かぶのですが、結局テンプレートのような回答をしていました。
これについて、自己分析が済んでいないとも言えますが、面接を焦点にすると「会話を楽しめていない」ことが原因の一つではないかと考えています。
あくまで個人的な見解ですが、面接の考え方をもう少し緩くとらえてもいいのではないかと思っています。
これはコミュ障に限らず、日本人全体に対して言えることですが、間違えることを恥ずかしがる国民性があります。
これが「正しい返答をしなければならない」という思い込みとなって、面接での返答を難しくさせているのです。
間違ったことを言ってもいいと自分を肯定することで、少なからず返答のしやすさは上がります。
人生のターニングポイントともいえる就活で、そのように考えることはなかなか難しいかもしれません。
しかし、企業から内定をもらえたからと言って将来が約束されるわけでもありません。
なので「気楽にやろう」というスタンスで私は就活を続けていました。
以上、コミュ障が書く、コミュ障への就活アドバイスでした。
売り手市場と言えど、就活が大変であることには違いありません。ぜひ、自身の納得のいく道を進んでほしいと思います。
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