コミュ障、就活を始める
僕が就活を始めたのは大学3年の12月からでした。
僕はランクで言えば中の下くらいの公立文系大学に所属していて、当時は就職がかなり厳しいと言われていて、僕は学歴も高くなく、これといった特技もありませんでした。
理系と違って文系は就職が難しいと聞いていたのでなるべく早く就活を始めようと開始からすぐに全力で就活を始めたのでした。
というのも僕はいわゆるコミュ障で友達が少なく、それ故にまじめに授業に出るだけが取り柄だったので、単位的に問題なく動けたのもそれの一つの大きな要因でした。
しかし、昨今のコミュニケーションを重視する社会において、僕のような人間が就職するためには「真面目」はアドバンテージになりえないということをすぐに思い知らされることになったのです。
筆記や履歴書は文章が得意で勉強もそこまで苦手ではなかったのでどうにかなりました。
しかし「あるもの」がどうしても僕には突破できなかったのです。
コミュ障、就活に行き詰まる
それは面接、特にグループディスカッションでした。
グループディスカッションでは空気を読み、周りに合わせるだけではなく、目立つためにリーダーに積極的になろうとしたり
自分の意見ではなく、面接官の意に沿った議論に持ち込めるように行動しなければなりません。
しかしコミュ障がすぎる僕は最初はその意味が分からず、的外れな発言や空気の読めない行動を連発し、時には面接官に呆れられて首を横にぶんぶん振られてあからさまに「終わった」回もありました。
そうやって何度も何度も挫折しても相談できる友達もなく、一緒に面接などを乗り越えていく仲間づくりなどもにも当然失敗して心のダメージを孤独でさらに深く深くしていました。
やはりコミュ障には就活は厳しいみたいです。友達は人のためならず、皆さんも友達と人間関係は大事にしましょう。
コミュ障、就活に活路を見出す
このままではいけない、そう考えた僕はコミュ障な自分だけでは終活は乗り越えられないと悟りました。
かといって周りに相談できる人がいないので学校の就職課を頼って、ハローワークなどの面接対策イベントに参加するようになりました。
そしてそこで、元面接官の人のアドバイスなども受けたり、実践的な練習を積みました。
そこに来ていた人たちとコミュニケーションを取り、一人気の合う友達を作ることができました。
初めて就活で心の余裕が生まれて、4年の9月にしてやっと初めて就職先を決めることができました。
そして心に余裕が生まれて、そこからは面白いようにいくつもいくつも内定が決まりました。
12月までにそこそこ内定が決まり、一番条件が良く、自分の興味がある仕事の内定の締め切りが迫ってきたので、そこに決めて就活を終えることにしました。
たとえコミュ障であってもコツさえつかめば案外面接もうまくやることができます。
僕はいまだにコミュ障ですが、なんとか内定をもらえることができました。
あなたもコミュ障だからと自分を諦めてしまわずに学校など周りに頼って頑張ってみてください。
きっといい結果で終えることができるはずです。
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