話に説得力を持たせる:性格+エピソード
ESやSPIは突破できても、自分はコミュ障だから面接を乗り切れるか心配だと言う人もいるのではないでしょうか?
ここでは、去年就活を終えた私が、コミュ障ながらどのように面接を乗り越えてきたかについて書きます。
初対面の人と楽しく会話をすることが苦手な私はまず、いかに相手を納得させることができるかについて意識しました。
面白い話はきっかけに過ぎません。コミュ障だからこそ、質問をよく聞いて、それに対する答えを、その時の気持ちとエピソードを合わせて答えることに気をつけました。
自分にはこんな性格があります、それはこんな場面で発揮されます、といったように、常にエピソードを踏まえて根拠づけると人事も納得してくれます。
また、だらだらと話続けないことも大切です。長く話すと本当に伝えたいことがぼやけていきます。
万が一、気持ちが入り過ぎて話過ぎてしまった時は、話終える前にもう一度自分が1番伝えたいことを繰り返すと良いでしょう。
記憶しないようにする:話の中心を決める
就活当初、私は日頃の勉強と同様に面接質問攻略法を作り、どの質問に対しても答えを用意していました。
しかし、実際その作戦は失敗に終わりました。面接で喋ることを記憶していると、面接官から違う質問がきた時に無理やり用意した話をしようとして不自然な返答になりがちなのです。
また、会話が食い違い、面接官に聞き直されてしまうこともしばしば。質問の意図にあった答えを返せないとコミュ障と言う印象を与えてしまいます。
さらにグループ面接の時は、自分が話す内容を忘れないことに必死で他の人の話を聞くことができません。
面接官から、今の話を聞いてどう思った?と突然意見を聞かれることもあるので、話す内容を思い出している暇はないのです。
答えを記憶するのではなく、話の中心をとなる内容を決めておくことが重要だと思います。
私の場合、理系学生だったので研究活動をアピールポイントにしていました。
自己PRや頑張ったこと、長所または短所のどれを聞かれても研究活動に絡めて話ができるように心がけていました。
練習は必須:数をこなすことが重要
ここまで面接において私が意識していたこと話してきましたが、どれも1度でうまくできたことはありません。
何度か面接中に実践し、7月にようやく内定をいただくことができました。
最初から面接の練習をしておけば、もっと早く就活を終えることができたかもしれません。
1番の練習は面接を受けることです。コミュ障と言う自覚があるならなおさら、人よりも多く場数をこなしましょう。
私自身、5月に面接を受けた時は緊張でうまく話せませんでしたが、7月には面接の緊張感に慣れ、肩の力を抜いて望むことができました。
面接に対してあれこれ不安を抱いている暇があるなら、どんどんESを書き、慣れるまで何回も経験することをおすすめします。
私は就活を始めたのが3月で、初めて面接を受けたのが5月でした。
始めるのが遅かったな、と後悔しています、これを読んだ人は、どうか私の二の舞にならぬよう、今から就活準備を始めてみてください。
コメント