【自己PR添削】〜資格勉強編〜

ES添削集

こんにちは、セキです。


今日も自己PRの添削事例を紹介していきます。


今回紹介する自己PR文は資格試験に向けた勉強のエピソードです。


資格試験勉強も学生の間ではよく選定されるテーマですが、これも先日紹介した勉強のエピソードと同じく、普通に書いては差別化が非常に難しいです。


しかし、一貫して申し上げたいと思いますが、自己PRは何をしてきたかではありません。


何かをする上でどう考え、行動してきたか。


これにアピールするに尽きます。なので、

ありきたりなジャンルだから・・・

ものすごく地味な経験のエピソードだから・・・


と敬遠する必要は全くありません。


そのエピソードの中であなたという人間をどう伝えていくかが重要なのです。


それでは、自己PR全文から添削をしていきます。

※添削した箇所に番号を振っています。


 地道な努力を積み重ねていく人間です。

 

 それが発揮したのは学部3年生の時、水質関係第一種公害防止管理者と環境計量士濃度関係という2つの資格に挑戦した時です。

 

 ①挑戦しようとしたきっかけは2つあり、1つは大学で学んだ知識を無駄にしないために資格という形で残そうと思ったこと、もう1つは自分の実力を試したいと思ったからです。

 

 大学では主に環境科学および生態環境について学習し、研究では大気中の物質に関する研究を専攻しています。公害防止管理者は簡単に説明すると環境管理に関する知識を問うものです。研究室配属、その後の就職活動に向けて必要になってくると相談した上で判断し資格に挑戦することで、より教養を深めようと思いました。

 

 ③具体的に取り組んだ内容として、既に資格を取得している先輩に用いた参考書や費やした時間などのアドバイスをもらいました。

 

 ④それをもとに夏季休暇中に勉強を終わらせることを目標に大まかに日程を組むのを、勉強を始める前に行いました。夏季休暇は約45日あり、1日の勉強時間は大学図書館・食堂が開いている時間に合わせて8時間と設定し、参考書のページ数に応じて一日6ページを平均値として取り組みました。また内容によってはばらつきが生じるので最低でも一日5ページはしなければならないとしました。

 

 ⑤試験の結果は5科目中4科目通過と、あと一歩及びませんでした。受験から半年後、今度は公害防止管理者の延長線上にある環境計量士(濃度関係)という資格にも挑戦しました。

 

 ⑥同様の学習方法で約4カ月という時間でしたが、前回とは違い研究室活動が入ってきたため空き時間やバイト終了後の時間を使ってこちらは4科目中2科目通過にとどまってしまいました。

 

 けれどもここで立ち止まって終わるのではなくこの2つの資格を取得するまでは挑戦したいと考えています。通過した科目に関しては初回受験から3年間は有効であるので、公害防止管理者は2019年、環境計量士は2020年までに取得を目指したいと思います。

 

 これらの資格に挑戦した経験から、⑦私は日々の地道な努力の積み重ねによって時間は掛かってもいつかは実を結ぶものと考えています。

 

 この姿勢をいつまでも維持し様々なことに挑戦していき、御社の業務において常にチャレンジ精神を持ってプロフェッショナルになれるように取り組んでいきたいです。

(1,000字程度)



なるほど・・・

大学での学部の経験を活かした資格試験勉強ですね。

書きやすさで言えばかなり作りやすいですが、一歩間違えればなんら光らない超平凡な自己PRになってしまいがちなカテゴリです。

それでは順番に添削していきましょう。


①挑戦しようとしたきっかけは2つあり、1つは大学で学んだ知識を無駄にしないために資格という形で残そうと思ったこと、もう1つは自分の実力を試したいと思ったからです。

ここはEさん自身の勉強に対する姿勢や信念が伝わってくる表現で◎




研究室配属、その後の就職活動に向けて必要になってくると相談した上で判断し資格に挑戦することで、より教養を深めようと思いました。

この部分は、資格取得の動機なので前段の挑戦したきっかけと繋げて書くのがベストです。

「挑戦したきっかけは3つです」などとしましょう。




③具体的に取り組んだ内容として、

資格取得に向けて、に変えましょう。




④それをもとに夏季休暇中に勉強を終わらせることを目標に大まかに日程を組むのを、勉強を始める前に行いました。夏季休暇は約45日あり、1日の勉強時間は大学図書館・食堂が開いている時間に合わせて8時間と設定し、参考書のページ数に応じて一日6ページを平均値として取り組みました。

試験日から逆算して、勉強計画を立てたという流れにした方が、地道に努力を重ねるという冒頭のキーワードにマッチします。

 

また、勉強計画を守るために心掛けたことを入れて欲しいです。

 

1日8時間という勉強時間を守るのは並大抵ではないはずです。大学受験とは違い、将来を左右する試験ではないので、なおさらモチベーションを保つのは難しかったはずです。そこをPRしましょう。




⑤試験の結果は5科目中4科目通過と、あと一歩及びませんでした。

結果から考察できたことを入れて欲しいです。立てた計画に対して振り返りもきちんとできることまで話せる学生は少ないので、そこもアピールしましょう。




⑥同様の学習方法で約4カ月という時間でしたが、前回とは違い研究室活動が入ってきたため、空き時間やバイト終了後の時間を使ってこちらは4科目中2科目通過にとどまってしまいました。

前回と同じ学習方法でと書いてしまうのはあまり良くないです(前回は目標達成ならずだったので)ここでは前回の勉強方法から何かしら改善があって欲しいです。

 

改善の結果、前回よりも結果が伴わなくても大丈夫です。

 

重要なのはEさんが「目標」に対してどのように考え、取り組める人間なのかということをアピールすることです。

 

しっかりとトライ&エラーができる人材かどうかということです。




⑦私は日々の地道な努力の積み重ねによって時間は掛かってもいつかは実を結ぶものと考えています。

結びの一文としては◎

 

ただ、この一文を見た面接官は「仕事では時間をかけずに結果を求められることがあります。その時はどうやって仕事に向き合いますか?」

 

という質問が飛んでくる可能性があるので想定問答を用意しておきましょう。



さて、いかがでしたでしょうか。


今回は文字数も1,000字と多く、読みにくかったかもしれません(ごめんなさい)


ですが、私は自己PR作成の鉄則として「まずは1,000字から」と提唱しています。


まずはとにかく1,000字書いてみて、あとはそこから削ぎ落として各企業のESで指定される文字数に合わせていく。というのが通る自己PRの鉄則です。


今回の添削ではどんな表現だとパーソナリティが伝わりにくくなってしまうのか?というエッセンスが伝われば幸いです。


それではここまで読んでくださりありがとうございました。

セキ
このサイトの管理人
セキ@就活コーチング

学生時代から典型的なコミュ障。それ故、就活では人生最大の挫折を経験するも、試行錯誤を経てコミュ障でも内定を勝ち取れるロジックを編み出す。

苦労の末勝ち取ったサラリーマン生活だったが、やりたいことが出来すぎてしまい、一時離脱。(またすぐサラリーマンに戻るかも?)

 現在は自身の経験を活かして就活生の支援事業を行っている。

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