こんにちは、セキです。
今回は焼き鳥屋さんでのアルバイト経験の自己PR添削を紹介します。
飲食店アルバイトのエピソードを書こうとしているあなた。
必見ですよ。
それでは、みていきましょう。
※添削した箇所に番号を振っています。

①私は向上心をもって物事に取り組むことができます。
焼き鳥屋でアルバイトをしていた時、②はじめは、店長に教えていただいたと通りに串物を焼いていました。
しかし、より美味しく、よりきれいに焼きたいと思い、焼き方を工夫しました。例えば、手羽先はどうしても先の細い部分が焦げてしまっていました。
そこで、手羽先の先端が火に近づきすぎないように、先端の細い部分だけ重ねて焼き台に乗せるようにしました。
③その結果、手羽先の太い部分にもしっかり火を通しつつ、細い部分を焦がさずに焼くことができるようになりました。

全体的なコメントですが、自己PRや志望動機(そのほかESの文章も含め)内の文章では登場する身内の人間(この文章では店長)に対する尊敬語(〜して頂いた、〜して下さった、など)は不要です。
※お客様が登場する場合は尊敬語が必要
また、全体的に自己満足で終わってしまっている感があります。
なぜ手羽先ひとつでも焼き方にこだわるのか?その先には何があるのか?綺麗にまとめるならば、やはりその先の「お客様」を意識した文章構成にした方が◎
それでは、詳しくみていきましょう。

①私は向上心をもって物事に取り組むことができます。

冒頭はもっとキャッチーに、「私は手羽先焼きの鬼」と呼ばれています。などどいう表現にしても良いでしょう。
冒頭がキャッチーになるとその後の文章もしっかり読まれます。

②はじめは、店長に教えていただいたと通りに串物を焼いていました。

もっと他の文章を肉付けする為に、ここは「当初はマニュアル通りに焼いていた」といったシンプルな表現にしましょう。

③その結果、手羽先の太い部分にもしっかり火を通しつつ、細い部分を焦がさずに焼くことができるようになりました。

自己満足(主観的な)な結果表現になっているので、もっと具体的な数字や客観的な表現が欲しいです。
・店長から焼き場を指名されて任された
・お客様から直接褒められた
・店長から焼き場を指名されて任された
など・・
いかがでしたでしょうか。
自己PRで書く成果は自己満足や主観的な表現はNGです。
必ず具体的な数字や評価、客観的視点で構成しましょう。
今回は飲食店でのエピソードでしたが、どんなESにも応用できる良い内容でした。
それでは、また。
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